ミステリ小説

【読了本】名探偵のままでいて/小西マサテル

第21回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作 「認知症の老人」が「名探偵」たりうるのか? 孫娘の持ち込む様々な「謎」に挑む老人。 日々の出来事の果てにある真相とはーー? 認知症の祖父が安楽椅子探偵となり、不可能犯罪に対する名推理を披露する連作…

【読了本】北緯43度のコールドケース/伏尾美紀

あらすじ:第67回江戸川乱歩賞受賞作! 博士号を持ちながら30歳で北海道警察の警察官となった沢村依理子。 ある日、5年前に未解決となっていた誘拐事件の被害者、島崎陽菜の遺体が発見される。 犯人と思われた男はすでに死亡……まさか共犯者が……?捜査本部が…

【読了本】ヴィクトリアン・ホテル/下村敦史

あらすじ:女優、スリ、夫婦、ベルマン……騙しているのは誰だ? 100年の歴史あるホテル、最後の一夜に一気読み&二度読み必至! 伝統ある超高級ホテル「ヴィクトリアン・ホテル」は明日、100年の歴史にいったん幕を下ろす。特別な一夜を過ごす女優、スリ、作…

【読了本】チョウセンアサガオの咲く夏/柚木裕子

あらすじ:美しい花には毒がある 献身的に母の介護を続ける娘の楽しみとは……。 柚木裕子は短編も面白い。「佐方貞人」シリーズ、「孤高の血」シリーズ、「盤上の向日葵」「慈雨」など数々のベストセラー作品を世に送り出してきた著者。ミステリー、ホラー、…

【読了本】薬も過ぎれば毒となる/塔山郁

あらすじ:ホテルマンの水尾爽太は、医者から処方された薬を丹念に塗るも足の痒みが治まらず、人知れず悩んでいた。薬をもらいに薬局に行くと、毒島という女性薬剤師が症状についてあれこれ聞いてくる。そして眉根を寄せて、医者の診断に疑問を持ち……。ホテ…

【読了本】棘の家/中山七里

あらすじ:穂刈は、クラスで起こるいじめに目を反らすような、事なかれ主義の中学教師だった。 しかし小6の娘がいじめで飛び降り自殺をはから、被害者の親になってしまう。 加害児童への復讐を誓う妻。穂刈を責める息子。家族は崩壊寸前だった。 そんな中、…

【読了本】月光のスティグマ/中山七里

あらすじ:幼馴染の美人双子、優衣と麻衣。僕達は三人で一つだった。あの夜、どちらかが兄を殺すまではー。十五年後、特捜検事となった淳平は優衣と再会を果たすが、蠱惑的な政治秘書へと羽化した彼女は幾多の疑惑に塗れていた。騙し、傷つけ合いながらも愛…

【読了本】祝祭のハングマン/中山七里

あらすじ;法律が裁けないのなら、他の誰かが始末する。 司法を越えた復習の代行者ーーそれが〈私刑執行人(ハングマン)〉 現代版”必殺“ここに誕生! 警視庁捜査一課の瑠衣は、中堅ゼネコン課長の父と暮らす。ある日、父の同僚が交通事故で死亡するが、事故で…

【読了本】爆弾/呉勝浩

あらすじ:些細な傷害事件でとぼけた見た目の中年男が野方署に連行された。たかが酔っ払いと見くびる警察だが、男は取調べの最中「十時に秋葉原で爆発がある」と予言する。 直後、秋葉原の廃ビルが爆発。まさか、この男“本物”か。さらに男はあっけらかんと告…

【読了本】十角館のの殺人/綾辻行人

あらすじ:十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の七人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける! -【引用/楽…